「市販のキス仕掛けは高いし、針数も決まってて不便・・・」
「根掛かりが怖くて、藻場を攻められない・・・」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、キス釣り「無限仕掛け」の自作に挑戦してみてください!

無限仕掛けは、針数を自由に決められて、ちょい投げでも遠投でも活躍する、とっても便利な仕掛けです!
多点針で使われることが多い無限仕掛けには、上級者向けというイメージがあるかもしれませんが、実は初心者こそメリットが大きいアイテムです。
自作なら安価に量産できるため、2~3本針や5本針以上の多点針を交換しやすくなり、キス釣りの幅が格段に広がるからです!
初心者の方でも、この記事を読めば無限仕掛けを簡単に自作できるようになり、もっとキス釣りが楽しくなるはず!
記事の後半には、初めても方にも分かりやすくスピーディーに無限仕掛けを作る方法も紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
無限仕掛けの自作がもたらす3大メリット
そもそも「無限仕掛け」って、何でしょうか?
1本のなが~い幹糸に、何本も何本も無限に(実際は限りがありますが) 枝針が付いていて、5本針にしたり、2本針にできたりと、とっても使い勝手のいい仕掛けのことです。
今回紹介する無限仕掛けのイメージは、こんな感じです。

ポイントは回転ビーズを経由して「砂ずり」と「仕掛け」をつなぐことです。
「砂ずり」のラインを「仕掛け」の幹糸よりも強くすることで、万が一根掛かりしても本線が助かる可能性が高まります。
そして針の本数を変えたいときは、回転ビーズから下の仕掛けだけを交換することで簡単に針数を変えることができます。
回転ビーズの代わりに「ハリス止め」を使ってもOKです。

ではなぜ、「無限仕掛け」の自作をオススメするのか?
そのメリットを簡単に説明しますね!
1. 状況に応じて自由に針数を変えられる
一番は何といっても、状況に応じて針数を変えられるところにあります。
キス釣りでは海底の地形やキスの活性によって、効果的な針数やハリスの長さが変わります。市販品では決まった針数しか使えませんが、無限仕掛けなら自由自在。
- 根掛かりが多い場所:針数を2~3本に減らして仕掛けのロストを防ぐ。
- 広大な砂浜:5本、7本と針数を増やして広範囲を探り、効率よくアタリを拾う。
- 短い竿を使ったチョイ投げ:針数を2~3本にして投げやすいようにする。

2.針交換が簡単にできる
次のメリットは、回転ビーズから下の針 (仕掛け部分)を交換することで、仕掛けを再生できることです。
根掛かりやフグの猛攻などでハリスが切れても、回転ビーズより手前の 部分が無事であれば、簡単に仕掛けの交換ができます。
また市販の仕掛けと併用でも、市販の砂ずり部分を生かして、先端に回転ビーズを付けて、そこから自作の無限仕掛けをつなぐ、という方法もありです!

3. 圧倒的なコストパフォーマンス!市販品より断然お得!
次は、コスト的なメリットです。
市販のキス仕掛けは、2~3本針で1セット数百円します。
しかし無限仕掛けを自作すれば、初期投資を除くと実質は市販品の半額以下で同じ針数を作ることができます!
そのため、根掛かりを恐れずに藻場などのポイントを大胆に攻められますし、フグやベラに針を切られても、気軽に交換もできます。
初めての釣り場では、一投目で根掛かりをして、仕掛けをロストするということも少なくありません。
そんなときコストが安い自作の仕掛けの方が、精神的(経済的)ダメージも少なくて済むというものです!

無限仕掛け作りに必須!揃えるべき道具と材料
無限仕掛けを作るためには、特別な技術は不要です。
上記の写真にある、これから紹介する道具と材料さえ揃えれば、初めての人でも簡単に作れます。
特に、「針結び機」は自作の成否を分ける最重要アイテムなので、ぜひ用意しましょう!
1. 幹糸(フロロカーボンライン:1.5号前後)
イラストの紫色のラインで、仕掛けのメインとなる糸です。
フロロカーボンラインは比重が大きく水に沈みやすく、根ずれにも強いため、海底のエサを探すキス狙いには最適です。
ただ、たまにナイロンラインを幹糸に使うときもありますが、あまり釣果の差を感じたことはありません(笑)。
針を結ぶハリス(エダス)よりも強い(太い)ものを使うことで、根掛かり時の仕掛け全体のロストを減らすことができます。
これは、砂ずりと幹糸の関係と同じですね。
\私が使っているコスパの良いフロロカーボン/
2. ハリス(エステルライン:0.8号前後)
針を結びつける枝の部分の糸です。エダスとも言います。
これは、エステルライン一択です!
普通のナイロンやフロロカーボンも使ってみましたが、どちらもフニャっとしてしまい、本線に絡みつくことが多かったです。
エステルラインは、ピンっと張っていて、本線に絡まることが少なかったので、今はエステルラインで作っています。
\私が使っている信頼できるエステルライン/
3. キス針(7号前後が汎用的)
ターゲットとするキスのサイズに合わせて選びましょう。
私はいつも20cmクラスを狙っているので、キス針7号を使うことが多いです。
小さい針を使うと、針を飲み込まれてしまうことが多かったので、7号前後の針が汎用性が高くおすすめです。
\私がよく使う針はコチラ/
4. 針結び機(効率を格段に上げる最重要アイテム!)
無限仕掛けを作るときに欠かせないのが「針結び機」です。
無限仕掛けを自作するなら、絶対に「針結び機」がある方がいいです!
素早く、しかも確実に針を結べる針結び機は、無限仕掛けを作るときの信頼できるパートナーです!
作業効率が飛躍的に向上し、初心者でも素早く、そして確実に針を結べるようになります。
テレビを見ながらでも、1時間で20本ほど針を作ることができます!!
自作への心理的ハードルがグッと下がりますよ~
\ゼッタイにオススメ! 針結び器/
5. 回転ビーズ / ハリス止め
仕掛けの交換を簡単にするためのアイテムです。
砂ズリと無限仕掛けの接続に使います。
ハリス止めでも良いですが、回転ビーズの方が安心感があります。
\回転ビーズはSSサイズがオススメ!/
6.仕掛けを巻き付ける「スプール」
ネットや100円ショップで売っている、一般的な仕掛け巻きで大丈夫です。
ですが私は、段ボール紙を空スプールに張り付けたものを作り、それに仕掛けを巻き付けています。
こんな感じのセコイやつです(笑)。
Amazonなど通販で商品を買ったときに入っている薄い段ボールをハサミでカットして、瞬間接着剤で空のスプールに貼り付けて、段ボールのガタガタ部分に針を引っかけます。
この自作スプールのメリット? お金がかからない以外は、無いかもしれませんね~(笑)
【図解】失敗しない!無限仕掛けの超簡単作成手順
それでは、いよいよ無限仕掛けの具体的な作り方を見ていきましょう。
私がオススメするのは、速くて強い「漁師結び」を使った枝針の結び方です。
この結び方をマスターすると、本当にスピーディーに無限仕掛けが作れるようになるので、ぜひじっくりご覧ください!
ステップ1:キス針にエダスを結ぶ
針結び器を使って、キス針にエダスを結びます。
一度にたくさんエダスだけを作ると、エステルラインを余分に使ってもったいないです。
なので、針を結んだエステルラインはスプールにつながったままにしておいて、「ステップ8」で幹糸にハリスを通し終わってから、エステルラインを切って次の針を結ぶようにしましょう。
ステップ2:幹糸に輪っかを作る
仕掛けの一番最初の針を付ける場合は、幹糸の端から10㎝くらいの場所の、枝針を付けたい幹糸部分を1回ひねって、輪っかを作ります。
ステップ3:輪っかをもう1回ひねる
輪っかにした幹糸をもう1回ひねって輪っかを保持します。
ステップ4:幹糸を輪っかに通す
竿側の幹糸 (B点) を、輪っかに通します。
すると、こんな形になります。
ステップ5:かぶせる
真ん中にある幹糸C点を引っ張って、B点の上を越して、かぶせるように移動させます。
すると下のようになります。
ステップ6:針が付いたハリスを通す
上記写真のC点とB点の間にできた輪っかに、上側から針が付いた枝針(ハリス)を通して、さらにA点がある幹糸の上を通します。
写真のハサミの先端に、針が付いていると思ってください。
ハサミの持ち手側が、ハリスのスプールにつながっているというイメージです。
ステップ7:ハリスを通して締め込む
ハリスの長さを決めたら、結節点を湿らせて幹糸を左右から、ゆっくりと締め込みます。
「コキン」という感触があったら、しっかり締まった証拠です。
ステップ8:ハリスの余分な糸を切る
ハリスの余分な糸を切ったら完成です。
「ステップ1」にも書いたように、このとき初めてエステルラインがつながったスプールからラインを切ることになります。
やりがちですが、間違って、本線の幹糸を切らないようにしましょう!(マジで注意!!)
完成イメージ
で、実際に出来上がった枝針が下の写真です。
ハリスはエステルの0.8号。長さは2~3㎝程度にしています。
ハリスにエステルを使っているので、出来上がった枝針はご覧の通りピーンと張って、絡みにくい仕上がりになります。
強度もばっちりで、25~28㎝の良型キスを釣り上げても、ハリスが抜けることはありませんでした!
ステップ7:2本目以降の針を作る
1つ目のハリスを通し終わったら、2本目のハリスを通すポイントを決めて、ステップ2に戻り、同じ作業を繰り返します。
なお、ハリスの間は、キスのサイズよりも少し広めにすると絡みにくいです。
私は20㎝クラスの狙うので、ハリスとハリスの間は25~30cmくらいにすることが多いです。
この繰り返しで20本程度針を付けて、完成です。
応用編として、針の根元に蛍光玉を付けたり、蛍光素材のチューブを付けたりと、いろいろと工夫するのも面白いですよ!
まとめ
すっかり長くなりましたが、今回はキス釣り用の「無限仕掛け」の作り方をご紹介しました。
市販品よりもコストパフォーマンスが良く、何より自分の釣りに合わせて自由にカスタマイズできるのが、無限仕掛けを自作する最大の魅力です。
仕掛けを失うのを恐れず、大胆な釣りができる自作の無限仕掛けは、初心者の方にこそ試してほしいアイテムです!
ぜひ、あなたも無限仕掛けの自作に挑戦して、キス釣りの世界をさらに深く楽しんでください!
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