エギングを楽しんでいる皆さん! お疲れんこん、キス釣り大好き、きころパパです。
突然ですが、あなたは「キス釣り」をやったことありますか?


そうです!
エギングタックルにちょっとだけ追加する「オモリ」と「仕掛け」だけ!
あなたのエギングロッドとリール、そして巻いてあるラインは、そのまま「ちょい投げのキス釣り」に流用できるんです!
この記事では、投げ釣り用タックルで長年キス釣りをしている筆者が、実際にエギングロッドでキス釣りを試した経験を元に、エギングタックルを使ったキス釣りの始め方をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
エギングタックルでキス釣りをする最大のメリットとは?
エギングタックルでできるキス釣りは、飛距離にして30~50mを主戦場とする、いわゆる「ちょい投げ」です。
この距離であれば、堤防や海岸はもちろん、内港でもキス釣りが可能です。
ではなぜ、エギングタックルをキス釣りに流用するのがおすすめなのか?
最大の理由はこれです。
「あなたが今持っている道具を、ほとんどそのまま使えるから!」
遠投するキス釣りではないので、エギングに使っているタックルが、そのまま流用できるんです。
クーラーボックスも、エギングで10リットル程度の小型サイズを使っていれば、そのまま使えます。

遠投する長い竿を使ったキス釣りに比べても、エギングタックルはコンパクトなので、ランガンでのキス釣りに向いています。
エギングタックルは感度が高く、リールもパワフル。
これがキス釣りの小さなアタリを感じ取り、魚を寄せるのに非常に適しているんです。
エギングタックルでキス釣りに使えるもの
あなたがエギングをしているなら、これらのタックルはすでにお持ちですよね?
何度も言いますが、これらは、そのままキス釣りに使えます!
エギングロッド
今回、私が使ったエギングロッドは、シマノの旧セフィアBB S806M。(写真上のもの)
3メートル足らずの長さで、適合エギサイズは4号までというスペックです。
ここで重要なのが、適合エギサイズの確認です。
4号までのエギということは、重さにして25gぐらいまでは投げられるスペックと思います。
適合エギサイズ ≒ 投げられるおもりの重さなので、必ず確認しておきましょう。
スピニングリール
エギングで使っている2500番~3000番クラスのリールでOKです。
今回使ったシマノの旧セドナ2500Sのようなモデルで、まったく問題ありません。
PEラインとリーダー
リールに巻いてあるPEラインとリーダーをそのまま使えます!
エギングで多用される0.6号~1号程度のPEラインは、キス釣りのちょい投げに必要な強度と十分すぎるほどの感度を持っています。
リーダーも必要ですが、フロロやナイロンの2号~3号程度を巻いていれば、大丈夫です。
万が一、おもりに耐えられないようであれば、セッティングを変えてみましょう。
という感じで、キス釣りに必要なメインタックルは、日ごろあなたがエギングで使っているものでOKなんです。
では、これに加えて何を準備すれば良いのでしょうか?
あなたがキス釣りを始めるために、最低限これだけは用意してほしいアイテムを次にご紹介します!
エギングタックルに追加で必要なもの(迷わずこれだけ用意すればOK!)
キス釣りを始めるために、エギングタックルに最低限追加したいアイテムは、以下の3つです。
① ロッドに合ったオモリ(シンカー)を選ぶ【最重要!】
エギングロッドをキス釣りに流用する上で、最も重要なポイントです!
ロッドの許容範囲を超える重さを無理に投げると、取り返しのつかないロッド破損につながる可能性があります。
あなたのエギングロッドに記載されている「適合エギ号数」や「適合ルアーウェイト」を必ず確認してください。
よく分からなければ、日ごろあなたが投げているエギの重さを基準にしてみてもいいでしょう。
キス釣りのちょい投げには、経験上20g程度(5号オモリ)の軽量シンカーが扱いやすいです。
あなたのロッドの適合ルアーウェイトを確認してから、選んでみてください。
\ちょい投げ向けの軽量シンカー/
② ちょい投げ用のキス仕掛け【手軽さ◎】
エギングロッドでのちょい投げには、50cm~80cm程度の短めのキス仕掛けが使い勝手が良いです。
ロッドの長さに対して仕掛けが長すぎないことが、快適に釣りをするためのコツです。
針数は、最初から多すぎると絡まりやすいので、2本針が手返しよく探れて、キス釣り入門には最適です。
慣れてきたら針数を増やしても良いでしょう。
針のサイズは、狙うキスのサイズにもよりますが、7号程度が小型から良型まで対応できる万能サイズです。
仕掛けは、「ちょい投げ キス」とか「ライトキス」といった名称で販売されているものの中から、パッケージに記載されている全長を確認して、50cm~80cm程度のものを選べばOKです。
\仕掛けは短めがオススメ/
チョイ投げ用の仕掛けと、おもりが一緒になったセットもあります。
手軽にすぐに始めるなら、セット商品が簡単です。ぜひチェックしてみてください!
\重りと仕掛けセットはこちら/
③エサ(これを忘れたらアウト!)
エギングと違うのは、生きているエサを使うこと。エサは釣具店で購入できます。
私は、イシゴカイ(日本ゴカイ)や、アオイソメ(朝鮮ゴカイ)をよく使います。
何をどれくらい買ったらいいかは、釣具店で「何時間くらい釣りをするか」「どこで釣りをするか」「予算」などをもとに相談してみましょう。
エサは、針から1㎝くらいはみ出す程度の長さに切って、使いましょう。長すぎると、エサだけ取られることが多いです。
実釣!エギングロッドでキスの「ブルブルッ!」を体験
必要なアイテムが揃ったら、早速釣り場へGO!
今回は手前に海藻、沖に砂地が広がる、ちょい投げにぴったりの実績ポイントで挑戦しました。
2本針の仕掛けにイシゴカイをつけて、沖の砂地エリア目掛けてキャスト!
エギングロッドでも、軽量シンカーならストレスなく振り抜け、狙ったポイントに届かせられます!
シンカーが着底したら、糸フケを巻き取り、竿先を使いながらゆっくりと仕掛けをサビいて(引いて)いきます。
PEラインとエギングロッドの高い感度で、海底の様子が手元に伝わってきます。
と、突然「ブルブルッ!」と独特のあたりが!
エギングロッドでも、キスの小気味よいアタリは十分すぎるほど感じられました!
そのまま、向こう合わせで軽くリールを巻き上げていきます。
エギングでキロクラスのイカも寄せているタックルなので、キスの引きは全く不安なく、余裕を持って楽しめます。
上がってきたのは、綺麗なシロギス!
この15cmクラスでも、エギングロッドの繊細なティップを通して伝わるアタリは強烈!
このあとも数匹のキスをゲットすることができ、エギングタックルでのキス釣りが十分に成立することを実感しました!
まとめ:エギングロッドで気軽にキス釣りを始めよう!
さてさて、いかがでしたでしょうか?
あなたがすでに持っているエギングロッド、リール、ラインは、そのままキス釣りの「ちょい投げ」に流用できます!
新たに揃える必要があるのは、ロッドの適合に合った「軽量オモリ(シンカー)」と、「短めのキス仕掛け」だけです。
特に、今回ご紹介したような軽量シンカーや、オモリと仕掛けがセットになった「ちょい投げセット」は、エギングアングラーが手軽にキス釣りを始めるのに最適で、強くおすすめします!
迷ったら、まずは「オモリ」と「ちょい投げセット」を一つずつ手に入れてみてください。
これらのアイテムさえ準備すれば、エギングタックルで、キスの「ブルブルッ!」という小気味よい引きを十分に楽しめます!
エギングの合間にちょっと気分を変えてみるのも良いかもですね。
エギングタックルをお持ちのあなた、ぜひキス釣りにも挑戦してみてください!
きっと新しい発見と釣りの楽しさが広がるはずです。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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