お疲れんこん、きころパパです。きょうもご覧いただき、ありがとうございます!
あなたはスピニングリールの糸巻き量が片寄って、リールの見た目が三角形になったり、逆三角形になったりしていませんか?
スプールの上と下の太さが極端に違うと、糸巻量が減るばかりではなく、無用なライントラブルにもなりかねません。飛距離にも影響しそうです。
先日、私もリールの糸巻き量が上や下に片寄ってしまったので、リールを買ったときに付いていた「ワッシャー」を使って調整してみました。
するとビックリ! リールの見た目が格好良くなり、ラインもスムーズに出るようになりました!
特別な器具や技術も必要なく、簡単に調整できたので、今回はそのときのことを紹介させていただきます。
特に、スピニングリールの巻き方がアンバランスになっている方には、お役に立てるかと思います。ぜひ最後までご覧ください!
ワッシャーって何?
そもそも、ワッシャーとは何のことでしょうか?
ワッシャーとはリールを買ったときに、備品のように付いている直径1㎝程度の薄っぺらい紙のような板のような部品です。
↓ こんなやつです。見たことありますよね?
写真の説明書にあるように、リール購入当初は必要ないらしいのですが、「好みの糸巻形状」を作るために使うものです。
何か分からなくて捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか?
ワッシャーの効果とは
では、ワッシャーを使うことで、どのような効果が得られるのでしょうか?
ワッシャーを追加したり、減らしたりすると、リールの糸を巻く部分「スプール」の高さ(位置)が変わります。
スプールの高さが変わると、糸が巻き込まれ始めるポイントも変わり、糸の巻取り方が変わってくる、というものです。
そうすることで、糸がバランスよく巻けるようになる、というわけです。
ワッシャーは追加する? 減らす?
う~ん、まだちょっと分かりにくいですね。。。
では、どんなときにワッシャーを減らしたり、追加したりすればいいのでしょうか?
ポイントは次の2つです。
- スプールが逆三角形(下が細い) ⇒ ワッシャーを追加する
- スプールが三角形 (上が細い) ⇒ ワッシャーを減らす
つまり、
- ワッシャーを追加 ⇒ リール下側の糸が増える
- ワッシャーを減らす ⇒ リール上側の糸が増える
ということです。(初めから、そう言えよ!)
説明がへたくそでスイマセン。。。
どんな時にワッシャーを使うのか?
では、実際に私がワッシャーを使ったときのことを説明します。
私がワッシャーを使ったのは、写真左のリールです。
スプールの下側の糸巻量が少なくなっています。
右に比べると、逆三角形(台形)になっているのが分かると思います。
このように糸巻量バランスが悪くなったときが、ワッシャーの出番なのです!
ワッシャーの取り付け方
今回はスプールが逆三角形になっているので、
スプールが逆三角形(下が細い) ⇒ ワッシャーを追加する
のパターンです。
では実際にワッシャーを取り付けてみようと思います。
ワッシャーの付け方は、とても簡単です。
リールからスプールを外して、メインシャフトにワッシャーをはめ込むだけ。(わお!)
下の写真の赤い四角のワッシャーが、はめ込んでいる途中のものです。
シャフトの歯車や、すでにはまっているワッシャーのところまで、ゆっくりと押し込み、ワッシャーを重ねましょう。
このときにワッシャーやシャフトの汚れを拭きとっておくと良いと思います。
ワッシャーを付け終わったら、元のようにスプールを取り付けるだけです。
特別な器具や技術は必要ありません。ね、簡単でしょ!
作業手順
実際にワッシャーを付ける、一連の作業手順は次の通りです。
- スプールから、いったん糸を別のスプールに移す
- ワッシャーを追加する(または減らす)
- スプールに糸を巻き直す
ただこれだけです。
面倒なのは糸の移し替えや巻き直しですが、高速リサイクラーがあると、かなり作業がスムーズにできますよ!
高速リサイクラーには種類がありますので、詳しくは過去記事をご覧ください!
巻きなおしが完成!
ということで、ワッシャーを追加した後に、糸を巻き直してみたのが、下の写真です。
あ、まだ糸は切らないでくださいね!! もし巻き直したいと思ったときに、できなくなります!
う~ん。。。 若干まだ下が細い、かな~ですね。
というわけで、ワッシャーをもう一枚追加しました。
で、わっしょいワッショイと巻き直し。ね、糸を切らなくてよかったでしょ!
すると、今度はいい感じに仕上がりました! ここで糸を切ります。
スプールにバランスよく糸が巻かれたことで、糸巻量が明らかに増えています。
見た目もキレイですよね! 満足満足♪
実は私はこれまでワッシャーを軽視していて、無くしてしまうことが多かったのですが、これからは大事に保管しておこうと思います。
2枚目を付けるのは、もう一度糸を巻き直すので精神的にも疲れますが、快適に釣りをするためと思い、頑張りました!
最後に。。。
以上がワッシャーの使い方の説明です。とっても簡単ですよね~
おさらいすると、ポイントは次の2つです。
- ワッシャーを追加 ⇒ リール下側の糸が増える
- ワッシャーを減らす ⇒ リール上側の糸が増える
ということで、皆さんも、スピニングリールの糸巻バランスが悪くなった時に、ワッシャーの取り付け(取り外し)を試してみてください。効果ありですよ!
今までワッシャーを捨ててしまっていた人も、これからは大切に保管してください。いつか役に立つ日が来ます!(たぶん)
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!