
大物への期待を胸に釣り場へ向かう時、一番のキモとなるのがエサとなる「活きアジ」の状態ですよね。
- 「釣り場に着くまでにアジが弱ってしまう…」
- 「重たいアジバケツの持ち運びが苦痛…」
- 「車の中で水がこぼれて大変なことに…」
こんな経験、ありませんか?
私も以前はポリタンク改造の自作アジバケツを使っていましたが、正直アジの活きはイマイチ。しかも大きくて重くて持ち運びが大変でした!
そんな悩みを一掃してくれたのが、メイホウ(MEIHO)の「アジカンサイクロン」です!
私は2021年6月に購入して以来、約5年間このアジカンサイクロンを愛用しています。
アジカンサイクロンは、メーカー推奨の「基本」に加えて、実際に使う中でちょっとした工夫をすることで、アジを元気な状態で保ちやすくなります。

この記事では、アジカンサイクロンを約5年使ってきた私が、実際にアジを運んだ結果や、アジを弱らせにくくするためにやっている3つの工夫まで紹介します。
アジバケツ選びに迷っている方、今のアジ活かしに不満がある方は、参考にしてみてください。
目次
【実釣レビュー】アジ15匹を約1時間運んだ結果



これは15cm~18cmほどのアジを15匹入れた状態です。
アジを購入してから、山道や高速道路を含む1時間近い道のりを車で移動し、釣り場に到着した直後の様子です(泡で見えにくくてすみません!)。
道中の水の入れ替えは一切なし。にもかかわらず…
なんと、1匹も死んでいない! しかも、めちゃくちゃ元気なんです!!
アジの個体差や輸送時間、水温などにもよると思いますが、自作バケツ時代には考えられなかった光景に正直感動しました。

アジカンサイクロンとは? ただのアジバケツじゃない!

アジカンサイクロンは、タックルボックス「バケットマウス」シリーズなどでお馴染みのメイホウ(MEIHO)が開発した、アジ活かし専用のバッカンです。
一見するとコンパクトなクーラーボックスのようですが、その内部にはアジを生かすための工夫が詰まっています。
基本スペック
- サイズ: 幅38.3cm × 高さ23.2cm × 奥行22.8cm
- 容量: 最大12リットル
- 特徴: 内部水流発生システム、コンパクト設計
特筆すべきは、そのコンパクトさです。
一般的なアジバケツ(20Lクラス)よりかなり小さく、自動車のリアシートや足元にも置きやすいサイズです。
私が愛用している40cmバッカンにもすっぽり収まるサイズ感です。

なぜアジが弱りにくい? 秘密は「サイクロン水流」
アジカンサイクロンの最大の特徴は、内部に特殊な水流を発生させる仕組みにあります。
上蓋を開けると、下の写真のようにアジを取り出しやすい内蓋があります。
内部に見えるチューブとエアーポンプ(別売り)をつないで空気を送り込みます。

内ブタを外すと、下記のように底には斜めの「水流発生ユニット」が入っています。
この滑り台のような独特な形が、内部に水流を発生させるのです!

水流が発生した内部のイメージは、下記のアジカンサイクロンのパッケージのイラストが分かりやすいです。

MEIHOの公式ホームページによると、この水流を発生させる「サイクロン方式」がMEIHO独自の技術だそうです!
アジは流れに逆らって泳ぐ習性があるため、一定方向にアジを誘導し、無駄な動きを抑制する仕組みです。
MEIHO公式では、10リットルの水で約20匹の小アジを活かすことが可能としています。
私の場合は、先ほど紹介したとおり15~18cmほどのアジ15匹を約1時間運んだ実績があります。
5年使って分かった!アジを弱らせにくくする3つの工夫
アジカンサイクロンは非常に優秀なアイテムですが、ただアジを入れておくだけではありません。
もし「アジカンサイクロンを使っているのにアジが弱ってしまう…」と困っている方がいたら、ぜひ次の3つを試してみてください。
メーカーも推奨している「基本の使い方」に加えて、私が約5年間使う中で続けている「現場でのひと工夫」も紹介します。
① 釣り場に到着したら、すぐに海水を入れ替え
アジカンサイクロンに限らず、アジバケツ内の海水はアジのフンや粘液でかなり汚れて、水温も上がってしまいます。
そのため、エアポンプで酸素を入れ続けていても、放っておくとアジが弱ってしまいます。
そこで私は釣り場に到着したらすぐに、海水を入れ替えています。

② ケミホタルをセットする
これもパッケージに書かれている重要なポイントです。
アジカンサイクロンにアジを入れてフタをすると内部が暗くなるので、アジが暴れて魚同士がぶつかって弱ります。
それを防ぐため、アジカンサイクロンの内ブタには「ケミホルダー」があります。
私はここにケミホタルを入れて使っています。
アジは明るい方に頭を向け、アジカンサイクロン内の水流と同調して同じ方向に泳ぎやすくなります。

③ 「バッカンと2分割」で過密を解消
そして3つ目が、私が使う中でたどり着いた「アジカンサイクロンとバッカンの2つにアジを分ける」という方法です!
こんな感じです。

バッカンとアジカンサイクロンのアジを半分ずつにして、アジカンサイクロンで使っていたエアーポンプの1つをバッカンに移設するだけ。
こうすることで、
- アジがさらに弱りにくくなる(過密状態の緩和)
- 網でアジをすくいやすくなる(手返しUP!)
というメリットがあります。
バッカン用のエアポンプにつなぐホースとストーンは、このあと紹介するエアーポンプ「ハピソン YH-708B」に付属していたものを使っています。

▼ 元気なアジを使って、実際にアオリイカを釣った釣行記はこちら!
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参考【釣果】3月の愛媛南予のアオリイカ釣り|アジの泳がせ釣りで920g
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アジをすくうときは「アジキャッチ」を愛用
ちなみに、私はアジをすくうのに、プロマリンの「アジキャッチ」を使っています。
アジを少しの海水と一緒にふわっとすくい上げることができて、ネットごとアジをつかめるので、アジが弱りにくいです。
持ち手の長さもちょうどよく、これを忘れると釣り場で困るので、常にアジカンサイクロンと一緒に保管しています。

コンパクトで持ち運びが楽!アジカンサイクロンの輸送性
アジカンサイクロンのもう一つの大きな魅力は、その優れた輸送性です。

上の写真は、クーラーボックスとアジカンサイクロン、タックルボックスを車のリアシートに並べた様子です。真ん中が、アジカンサイクロンです。
見てください、この収まりの良さ!
アジカンサイクロンは四角い形状なので、クーラーボックスやタックルボックスと一緒に、車の荷台にデッドスペースなくピッタリ収まります。
円筒形のアジバケツだと、こうはいきませんよね。
さらに、最大容量12Lなので、水を入れても20Lクラスのアジバケツより軽く済みます。
非力な方や、荷物をコンパクトにまとめたい方には大きなメリットだと思います。
これらのメリットは、ほかのアジバケツを使ったことがある人ほど実感しやすいと思います。

40cmバッカンにピッタリ収まる
アジカンサイクロンの持ち運びには、40cmサイズのバッカンに入れる方法を使っています。

写真のように、40cmのバッカンに専用設計かと思うくらいピッタリ収まります(エアーポンプを付けたままでもOK)。
アジカンサイクロン付属の肩かけベルトは少し頼りないので、私はバッカンの頑丈な持ち手で運んでいます。
万が一、車での移動中にアジカンサイクロンから水が少し漏れても、バッカンが受け止めてくれるので、車内が濡れる心配も軽減されます。
これは本当にオススメの組み合わせです!
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【重要】アジカンサイクロンのエアーポンプは何を使う?
アジカンサイクロンでは、メーカーがエアーポンプ2台での使用を推奨しています。
このバッカンは「サイクロン水流」を発生させる必要があるため、送風量にも注意が必要です。
MEIHO公式サイトでは、「毎分0.6L以上」の送風量がある以下のモデルが推奨されています。
メーカー推奨ポンプ
- ハピソン:YH-735C、YH-734C
- 冨士灯器:FP-2000、FP-1000
MEIHO公式ホームページでも、最新の推奨ポンプを確認できます。
私はYH-708B+FP-2000を使用
私は現在、ハピソン YH-708Bと冨士灯器 FP-2000をアジカンサイクロンに使っています。

YH-708Bは2016年9月に購入。
FP-2000は2021年6月に購入しました。
そして2026年9月現在も、この2台の組み合わせでアジカンサイクロンを使っています。
なお、YH-708BはMEIHO公式の推奨機種ではありません。
送風量は強:約1.0L/分、弱:約0.45L/分。
私は「強」で使用しています。

購入前に知っておきたい注意点
約5年間使っているアジカンサイクロンですが、購入前に知っておいた方がいいと思う点もあります。
本体とは別にエアーポンプが必要
アジカンサイクロンは、本体だけを買えばすぐに使えるわけではありません。
エアーポンプが別途必要です。
メーカー推奨どおりに使う場合は2台必要になるため、本体だけでなくポンプの費用も考えておいた方がいいでしょう。
付属の肩かけベルトは少し頼りない
先ほども書きましたが、私は付属の肩かけベルトを少し頼りなく感じています。
そのため、40cmバッカンに入れて、バッカン側の持ち手で運んでいます。
最初は「アジバケツにこの値段?」と迷った
正直、最初は「アジバケツにこの値段?」と迷いました。
ただ、2021年6月から約5年間使っており、現在も泳がせ釣りで使っています。
私の場合は、持ち運びの楽さやアジの状態を考えると、買ってよかったと思っています。
使用後は、必ず水洗いを!

ほかのアジバケツでも同じですが、使用後は水洗いしないとアジの臭いが残ります。
アジカンサイクロンの場合、「水流発生ユニット」が入っていますが、パッケージに書いてあるとおり、すべてのパーツが取り外せるので、お手入れはとても簡単なんです!
しかも本体の内側はつるつるした仕上げなので、汚れが簡単に落ちます。
実際に取り外したのが、上の写真です。
私の使い終わった後のルーティンは以下の通りです。
- 水流発生ユニットや内ブタをすべて外す
- 屋外のホースを使い100円ショップのブラシで、ササっと全体を洗い流す
- 風通しの良い日陰で、斜めに立てかけて乾かす
基本的にはこれだけでOKです!
それでも臭いが気になるようでしたら、100円ショップの洗濯石鹸をブラシに付けて洗うといいでしょう。

まとめ|アジカンサイクロンを約5年使った感想
今回は、私が約5年間愛用している「アジカンサイクロン」を紹介しました。
アジカンサイクロンを使って感じているメリット
- アジを元気な状態で運びやすい
- コンパクトで持ち運びが楽
- 四角い形なので車にも積みやすい
- 分解して洗いやすい
正直、最初は「アジバケツにこの値段?」と迷いました。
しかし、2021年6月に購入してから約5年間使い続け、2026年9月現在も現役です。
15~18cmほどのアジ15匹を約1時間運んでも、1匹も死ななかった経験もあります。
少なくとも私は、これからもアオリイカの泳がせ釣りなどで使い続けるつもりです。
▼ 実際にアジカンサイクロンを使って、アオリイカを釣り上げた釣行記はこちら!
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参考【釣果】3月の愛媛南予のアオリイカ釣り|アジの泳がせ釣りで920g
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アジカンサイクロンが自分の釣り方に合いそうなら、現在の価格や在庫を販売ページで確認してみてください。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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